2008年09月05日

精神的原因

不整脈や動悸には、心不全や急性心筋炎、低血糖症、あるいは甲状腺機能亢進症といった、器質的な疾患が原因で起きるもののほかに、精神的な原因によって生じるものがあります。たとえば、「神経循環無力症」や「心臓神経症」「過喚起症候群」「不安神経症」などです。

●神経循環無力症・・・胸痛、頭痛、不安感、疲労感を伴います。
●心臓神経症・・・心臓が動くたびに痛みを感じる、心臓が痛む、といった症状があります。
*これらは、不安を感じたり、恐怖にさらされる状況に置かれた場合に、症状が現れます。

不整脈や動悸が精神的な原因によるものかどうかの判断は、まず、次の一次検査をおこない、さらに必要に応じて、二次検査もおこなったうえで、器質的な疾患の可能性を除外していきます。そしてほかに異常がみあたらないことを確認したうえで心理テストや精神医学的な判断によって判定されます。
*一次検査・・・胸部X線、打・聴診、赤沈・白血球検査、CRP、心電図、血圧測定、血液・尿の一般検査、血糖値測定、頸部X線、など。
*二次検査・・・心電図、ホルター心電図、心エコー検査、CT、超音波検査、甲状腺シンチグラフィ、甲状腺ホルモン測定、など。

緊急な治療が必要かどうかを判断するために、まず心電図検査をおこない、さほど緊急でないと判断された場合には、問診も含めて、次の点からじっくりとその原因を探っていきます。
●自覚症状・・・動悸の感じ方や、随伴する症状
●不整脈の誘引となる生活状況・・・運動、ストレス、飲酒、喫煙、睡眠不足、疲労、など。
●基礎疾患
●既往歴
●常用薬
posted by (屁)理屈オヤジ at 23:32 | TrackBack(0) | 不整脈 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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